甘党おたくの日記

 

 

心が火傷をして、それが恋になったんだなと思った

 

 

 

初めて「Agust D」と出会った時、

本当に魂を燃やして歌うってこういうことなんだって

画面の向こうのユンギさんの表情と心の淀みを燃料にして加速し続けるラップに釘付けになった

 

思えばあの時から、わたしは火傷していたのかも

 

 

 

 

 

 

 

身体の末端まで血液が駆け巡るように、全身を隈無く幸福で満たされたあの感覚を何度だって思い出せるように

惜しくも薄れていく記憶をここにしまっておこうと久しぶりにblogを書くことにしました

 

 

 

 

 

 

 

 

6月2日

ユンギさんのいらっしゃる横浜へ…

道中緊張でフラフラになりながらもなんとか横浜に到着

 

台風の影響でめちゃくちゃな風と雨の横浜

ホテルまでの移動もキャリーケースが何度も強風に引っ張られて倒れそうになったし、ここは本当に推しのいる地なのかと疑うくらい地獄でした…

初日のライブに行かれた方々、本当に本当にすごい

 

とりあえず会場まで行ってみようとか夜ご飯は中華街に行って小籠包食べようとか呑気に計画していたのも全部諦めてホテルに引きこもって過ごしました

 

 

 

 

天気が不安で何度も天気予報を確認して、不安と緊張で潰れそうになりながら無理やり目を閉じて眠りについた

 

 

 

 

6月3日

 

雨は止んでいるようでほっと一安心

案の定早起きできなくて、いよいよ推しに会えるのだと思うと身支度もなんだか時間ばかりかかってしまいのんびりホテルを出発しました

 

 

会場が近づくにつれてそうかな、と思う人達が徐々に増えてきて どきどきとソワソワが高まっていく感じ

その感覚自体が久しぶりで浮かれてしまって会場に向かう足取りも軽くなっていくのを感じました

 

 

体力勝負なので何か食べなきゃと近くのレストランでワッフルのプレートを注文するも完食できず…

スマホケースに大事に挟んできたユンギさんを何度も見ながら必死で気持ちを宥めて過ごしました

 

 

チケットの本人確認を終えて入場までの間に偶然一緒だったお友達とはじめましてをして

んもう、想像していた以上に実物のお友達が天使ちゃんで超癒された…かわいかった

ここだけの話あまりに良い子でかわいくて何度も涙ぐみました…かわいくて涙が出ることって本当にあるんだよ

 

 

 

 

お友達と別れていよいよ………入場……………

 

 

会場に入った瞬間の匂いとか空気のひんやりした感じとか、今思い出してもちょっと震えてしまう

 

 

無事席までたどり着いてやっと日の目を見たニューアミボムくんを握りしめてユンギさんの登場を待ちました

 

右隣のお姉さんはもう世界に没入されて精神統一をされていらっしゃる感じで、それ見てわたしも緊張してしまい…ふるふるしていたら左隣のお姉さんが緊張しますねーって声かけてくださって超安心しました

待ってる間ずっとユンギさんの曲が流れてるの、お姉さんが楽しそうに音楽に合わせて頭を揺らしていらっしゃっるのを見て、そうだ わたしもやっとここまで来たんだから楽しもうってようやく腹を括りきることができた

 

 

 

予定時間になり、本当にすうっとユンギさんが登場しました(ぎゃーーーーーー)

 

待って、待って、お願い待って、って何度も心の中で言いました(もちろん待ったナシです)

推しが……ユンギさんがステージの上に

肉眼で、オペラグラスを覗かなくともモニター見ずとも確認できる位置に確かに存在している………

みゃーーーーーーーーーーー 

 

 

 

ノーメイク、ノーヘアセット、上下黒のゆったりとした服装

お肌、ツヤツヤ(涙)

ユンギさんがね、お口に含んでる飴?のような白いものをお口からちろちろと出してるの…もうほんとわたしは倒れそうだった…

本番のライティングよりもステージを照らすライトがシンプルにど明るい感じだったのですっぴんのユンギさんの肌の感じとかなんかすごく生身なのを感じてしまってもう本当に無理でした

 

片手に茶色の飲みものをずっと離さず持たれていて、間でやはり咳込んでいらっしゃったので心配性のおたくはいーーん……となってしまったけど

そんなおたくの心配など無用だと言わんばかりの安定した声量と歌声でした

喉が傷んできているのはそうだと思うけれど公演を重ねてきてAgust Dの音楽を歌う喉が出来上がってきているという感じ…?

ロック歌手がシャウトするのに酒焼けした喉みたいなガラガラの声がマッチして超かっこいいのと似た感じというか(ごめんなさいの語彙力)

 

喉は心配だけど公演を重ねてきてユンギさんの歌声が進化していることをまじまじと実感して

普段映像を通して受けとる歌声と生でマイクを通して聞く声の「これがリアル」なのだという感覚に全身が震えた

 

わたし、ユンギさんが ユンギさんの声がめちゃくちゃ好きなんだ…って改めて思い知らされた

大好きが過ぎて心臓がばくばく脈打ってずっと視界が涙で滲むおたくになってた…

 

 

 

3曲歌ってすっと去って行かれました

名残惜しすぎてまた早く会いたい気持ちが加速しました

 

 

 

 

 

 

サウンドチェックが終わってモニターに雨が降る映像が流れ始めた

始まるまでの間土砂降りの雨音を聞きながら心臓ずっと抑えながら待ち続けるおたく……

妙に喉がかわいて何度もお水飲みました

 

 

 

 

 

 

モニターの映像が切り替わって始まる!?ってなったらGALAXYのCMでアミが勘違いしてキャーって言ってるのがかわいくてにやけた

会場がどんどんアミでいっぱいになって、みんなの楽しみ!!!!ってドキドキが伝わってきて、緊張が次第に興奮に変わっていく

誰が指示したわけでもなく自然とアミボムウェーブが起こってコールが始まる

…ライブだ……ライブが始まるんだ…

 

雨の映像が道路に横たわるユンギさんの映像に変わって

いざ_______

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージの上に再びユンギさんが

 

会場の熱気が一気に沸騰して先程お目にかかったユンギさんとはまた違うライブモードでメラメラのユンギさん

 

全おたくが思わずむはー…!ってひれ伏すオーラを纏って1曲目からバチバチのユンギさん

わたし、ユンギさん推しててなんで今まで無事だったの…って思うくらい

ハートをね、もう問答無用で無理矢理引きちぎっていかれる感じ

 

歌ってる時のユンギさんの表情が脳裏に一瞬でこびりついて

その熱に火傷して心臓に一生この人を推して生きていくんだと焼印を押された感じ

 

はい。甘党おたく、ユンギさんの本気を舐めていました(全力土下座)

 

 

 

 

Seesawくらいになって、改めて推しが目の前にいるという事実を頭と心が理解をし始めてしまってまたムリになりました

朝あんなに時間かけてお化粧したのに涙が止まらないの

1ミリも見逃したくないのに涙がしきりに溢れて視界が滲むの

1ミリも後悔しないように一緒にめちゃくちゃ歌いたいのに声が震えて息が苦しいの

 

 

ユンギさんと出逢えて良かった

ユンギさんに恋して(恋して)良かった

そんなおたくになったばかりの頃に何度も感じていた純粋な気持ちが胸いっぱいにぶわわって溢れてきて

目の前で何度も頷きながら時折片方の口角をあげて微笑むユンギさんのお顔を見て

愛おしくてたまらなくて

あなたがいてくれてわたしはこんなに幸せだよ…

ユンギさん本当に本当にありがとう…の気持ちでいっぱいになりました

 

 

ライブが進むにつれてステージがフラットになる仕様になっていたようで、後半は肉眼でユンギさんのお姿を確認するのが少し困難だったけど

それでもユンギさんが本当に楽しそうで幸せそうで、会場のアミもそれに応えるように歌声がどんどんどんどん大きくなっていって

曲に合わせて光るアミボムが美しくて

(もうほんと世界一の絶景じゃんって何度も会場見回した…)

 

もうその空間で、ただ大好きな音楽に陶酔して身を揺らしているだけで幸せでした…

一緒に歌って飛び跳ねて、愛する人と音楽を全身で心から楽しむ

そうすることでしか得られない特別な多幸感をわたしはすっかり忘れてしまっていたんだなと

ライブを全身で楽しむことの尊さを思い出させてくれたユンギさんに心からありがとうって何度も何度も言いました

 

 

 

Agust DのユンギさんはBTSのSUGAとは全然違う

もっと血生臭くて泥臭くて

きらきらのお砂糖アイドルのそれとは正反対の

音楽ひとつでわたし達の心に決して消えないミンユンギさんというトラウマを植え付けていってしまうの

 

 

演出の全てにユンギさんがずっとずっとやりたかったことなんだろうなってことが細やかに盛り込まれているのが感じられてとにかくかっこよかったしオシャレだった…

ほんとにね、ユンギさんの姿を肉眼で確認することができない場面ですら、もうその空間に身を委ねて音楽に心を沈めてただ大好きな人と大好きな音楽で繋がっているだけで心から幸せだった

 

 

 

この先どんなことがあっても今日のことを思い出すだけできっとわたしは何度だって息を吹き返して強く生きていくことができる

ライブが終わった後、抜け殻になりそうな体と頭でわたしはただそう強く実感していました

 

 

 

 

 

 

会場を後にしてお友達とまた再会をして

ド下手な記念撮影を行い(本当に申し訳ない…)

泣く泣くバイバイしました

 

 

オットくんと歩いて中華街まで行って

食べたいもの食べて心地良い夜風に当たりながら夜道を歩いてホテルへ戻りました

 

 

 

 

 

終わってしまったんだなーと

ユンギさんのツアーはまだ終わっていないのに

わたしのこの数ヶ月に及ぶドキドキの日々はここで一旦おしまいなんだなって

ホテルのお風呂でひとり静かに泣きました

 

 

 

まだ興奮の余韻が残る心に寂しいなーって気持ちが少しずつ広がっていくのを感じて

ライブが終わった直後のその懐かしい感覚を抱きしめながら眠りにつきました

 

 

 

 

 

 

 

翌日は東京へ

 

荷物を預けるのに時間がかかってしまってほとんど見て回ることができなかったけど

足りないくらいの方が次への楽しみが増えるものだと思っているので全然良かったです

 

次は自由時間沢山確保して絶対また遊びに来るぞ

 

 

 

 

 

帰りの新幹線から見える空が優しくて

初日からのどたばたと隠しきれない疲労がじわーって空に溶けていくみたいだった

 

 

 

 

 

かけがえのない思い出がまたひとつ

そのきっかけになったのは紛れもなくユンギさんなのです

ありがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

この先どうなったってわたしはもう離れることができないんだろうな

 

 

わたしはわたしがこのライブで感じたこと

この目で見て耳で聞いて心に刻んだことだけを信じてただ愛していこうと思いました

 

 

誰かの言葉でもない

誰かの思いでもない

わたしが今ユンギさんに向ける想いだけを大切に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユンギさん、

わたしはあなたのおたくで本当に幸せです

ユンギさんにこのちっぽけなおたくのおっきな幸せが少しでも届いていると良いなあ

 

 

 

 

 

 

ありがとうユンギさん

ずっとずっと愛しています