100の願い事
~ 1年の終わりに また少し自分のことが好きになれるよう しあわせに過ごす ~
今年のウィッシュリストの100個目に綴ったこの言葉がずっとお守りだった
お店でみつけたハートのシール
叶えることができた項目に花丸をするみたいにひとつひとつハートをつけていきながら まだ叶えることのできていない項目をみつけると残念な気持ちよりもしまい込んでた宝箱をみつけた時みたいな嬉しい気持ちが込み上げてきて、そんな自分に少し驚いたり
100、全部叶わなくたっていい
全部叶わない方がいい
願い事を叶えることができたかの基準も笑っちゃうくらい甘々で
例えば夏までに体重マイナス2kg、なんて
落とした後でまたすぐ2kg戻っちゃったのに ハートつけちゃうもんね~って感じで
でもそんな風にひとつの物事に対して柔らかく向き合えるようになった自分のこと今はちょっとだけ好きだなって思えるんです
わたしは自分の話をするのが本当に苦手なんですが
今日はここへ訪れてくださったお友達の方々にお話しているつもりで
自分のこと少しだけお話ししてみようと思います
(どうぞ 温かいお茶でも飲みながらまったりと聞いてやってください)
ほんの数年前までのわたしは 叶えたい夢は何ですか?と尋ねられてもせいぜい3つ、頑張って絞り出すのが精一杯でした
でもね、それってわたしが勝手に夢って大きくて立派なものじゃないといけないと思っていたからで
例えば、次のお休みにいつもより少し早起きして
良い香りのコーヒーに焼き立てのパン
少しお高いバターに大好きないちごジャムをたっぷり塗って思いっきり頬張るんだ~とか
夢って何もそんな立派なものじゃなくたって少し先のちょっときらきらした希望みたいなので良いのかもしれないなあって
…夢がなくても良いんだよって 愛する人が言っていて、夢を探すのを頑張ることをやめてみたら 案外夢って日常のあちこちにたくさん転がってるんだってことを発見できて嬉しかった
その夢、願い事を叶えるまでの過程も
叶えた時に心に溢れてくるかけがえのない煌めきも
何度だって味わいたい
しあわせになることに貪欲でいることがわたしを少しずつ強くしてくれたのだと思います
転職してようやく慣れた職場を退職しました
自分が勝手に信頼していた、信じていたいと思っていたことが全部壊れてしまう出来事がありました
今まで必死に守ってきたものが全く価値の無いゴミくずだったように思えて、虚しくて
当たり前のことだけど、人ってやっぱり 自分が大切にされていない事に気づいてしまうと結構傷つく
仕事だから 生活のためだから
せっかく仕事を覚えたのに辞めるの勿体ないし
みんなどうせ他人だし
そうだよ、他人に期待しても傷つくだけ
期待しないで 無関心になろ
__ 仕事してる時は心を殺して __
何度も頭の中で自分に暗示をかけて
心を騙して働く日々が続いて
そうこうしてるうちに好きなものにふれても心が動かなくなって
頑張れって、今はやるしかないよって言われて
頑張ります が口癖のようになっていた時
もう 頑張らなくて良いよって言ってくれる人がいて涙が止まりませんでした
今までどんな事があってもこの仕事のことは嫌いになることができなくて、辞めても結局この仕事に就いて…を繰り返してきて
うん 今もやっぱり嫌いにはなれないけど
でも、わたしはもう頑張れない
止める、辞める
一旦立ち止まる
守ってきたものを手離す
何度か経験してきてもそれってやっぱりとても勇気のいることで
また歩き出せるかな
また頑張れるのかな
そんな不安が無かったのかと聞かれると嘘になってしまうけど
わたしはわたしの選択を後悔していません
頑張って守ってきたものを手離して空っぽになった時、わたしのことを支えてくれたのは100の願い事でした
わたしにはやってみたい事、叶えたいと願うことがまだまだこんなにあるんだ
願い事が成就するまでのわくわくと、どんな風に叶えようかなと想像する時間はわたしをわたしのままでいさせてくれました
完璧主義の自分は封印して
余白のあるわたしだけのページを好きな色でいっぱいにしたい
頑張る自分のことを心から応援していた気持ちと同じくらい
頑張れなくなってしまった時 自分のこと大丈夫だよって抱きしめてあげられる人に
どんな時も強い人になれなくていいので
どんな時も弱さに寄り添える人でいたい
大好きなアニメの、大好きな言葉
わたしのやさしさもまだまだ成長途中です
みんな、どんな時にやさしさを感じますか?
澄んだ空がどこまでも綺麗だった時
季節のお花が ふわり花開いた時
愛おしくて、かわいいものに出会った時
何でもない日常の風景が一番かけがえのないものなんだと気づいた時
心にやさしさをもたらすものにたくさんふれて、そのやさしさに感化されて 心地よい温度がみんなにも広がっていったらなあ
ここまでお付き合いいただいたみなさんへ、わたしの宝箱からほんの少しばかりしあわせのおすそ分けを贈らせてください🫶🏻
日頃からこそこそたくさん写真を撮る人なので毎年年末にぱんぱんになった写真フォルダの整理をするんですが 切り抜いた思い出たちがその時感じていたしあわせや感情の色、光の香りを運んできてくれるのでいつも胸がいっぱいになります
気の利いた心配りもできなくて いつも本当にまわりの人のやさしさに恵まれているなあと感じていて
でもそのやさしさに甘えてばかりじゃなくて わたしにやさしさをくれる人たちのこと、ちゃんと大切にできる人になること
来年の年末、またこの日記を開いた時に この約束だけは守れたよって胸を張って言えるように
100個めの願い事には星のシールを 🌟
心から愛する7人が溢れんばかりの愛情でおたくを甘やかしてくれるもので…そんな彼らに憧れて わたしも誰かの陽だまりになれたらなあ~なれてたらいいなあ、なんて思いながら自分の大切をより大切にあたためる日々です
言葉は気持ちを届ける最大限の手段だけど、言葉でなくとも届けることのできる想いはたくさんあるよね
言葉足らずのわたしの言い訳みたいだけど そうだよねって信じています
わたしの大切を一緒に大切にあたためてくれるみなさんへ
いつも本当にありがとうございます
いつ帰ってきてもお部屋があたたかいと感じるのは ここにいてくれる大好きなみなさんの灯すひかりがあたたかいからです
今年撒いたしあわせの種が 来年もたくさん咲きますように
花のように笑って
陽だまりみたいにあたたかくて
春風のようにやわらかで
月のように穏やかで
みなさんの迎える新しい1年が
そんな1年に なりますように
2022.12.31
今朝、クリスマスに買ったお花がまだとても綺麗に咲いてくれていて このお花と一緒にわたしは新しい年を迎えるんだなと思ったらなんだか何もかもを2022年に置いていってしまうのはあまりにも惜しいことのような気がして
辛かった出来事もこのお花のように、綺麗なものに包んで持ち歩いているうちにいつか懐かしむような思い出になるのかな
そうだったらいいな